毎日通勤や車での業務。これはドライバーにとっても、運転管理者や企業にとっても、大きなリスクを背負って行っている、といっても過言ではありません。
事故削減は、個人だけの問題ではなく、企業の問題、管理の問題でもあります。
企業ドライバー研修では、よくありがちな追突事故の防止策を理解すると共に、基本的な運転行動の見直しを図り、主たる事故原因を排除します。
新卒者のペーパードライバー率が高くなる傾向にあり、若者による事故が多発していることからも、企業としての実技教育は欠かせない状況になっております。
社会人・企業人としての自覚、運転の責任などの意識づけなど、徹底した運転に対する心構えと合わせて安全運転の基本スキルの向上を図ります。
「責任追及や注意をすれば、事故を起こしたドライバーの考えや行動が大きく変わる」ということはありません。なぜならば、自身が問題に気づき、初めてその問題を解決するために行動おこすからです。
危険な行動を「わかってはいるけどやめられない」人に、やめてもらうには何をするべきか。知らないうちに「危険を認識していない」人に、どう意識をさせるか?
運転者自らが見直し、変容できることを目指しています。
時刻 | 時間(分) | 項目 | 研修内容 | ねらい |
---|---|---|---|---|
9:45 | 15 | オリエン テーション |
○研修会の目的 ○研修受講の諸注意 |
|
10:00 | 60 | 座学 | ○安全運転の基礎知識 | ○安全運転に必要な知識と心構え |
11:00 | 60 | 実技(1) | ○準備運動 ○日常点検 ○乗降車 ○視死角 ○運転姿勢 |
○体調の確認 ○点検項目と方法の習得 ○車の死角部分の確認 ○正しい乗降車方法 ○正しい運転姿勢 |
12:00 | 60 | 昼食 | ||
13:00 | 60 | 実技(2) | ○基本走行 ○車両感覚(狭路走行) |
○運転操作の基本操作 ○車両感覚の習得 |
14:00 | 実技(3) | ○車庫入れ ○縦列駐車 |
○車庫入れ方法の習得と 安全確認方法の再確認 |
|
15:00 | 90 | 実技(4) | ○路上運転診断 | ○運転行動の総合評価と 今後の課題設定 |
17:00 | 修了 |