合宿制教習所選びのポイント(4)
2~3週間の過ごす場所ですので、教習所の施設のほか、延泊の保証内容や宿泊先の寮や旅館の充実度もチェックしてください。
申込みの前に必ずお確かめください
入校制限
教習所の中には料金体系を変えて合宿制と通学制の両方を実施していところがあります、合宿制での入校を希望しても、在住所や住民票、実家が同じエリア(同一県内等)の場合は合宿制で入校ができない場合がありますので、事前にお確かめください。。なお、通学制はエリアに関係なく入校できます。
入校資格
教習には法で定められた視力や色別能力、聴力が必要です。規定に満たない場合は教習が受けられません。もし現地で発覚した場合、即座に対応ができないこともありますので、特に「視力」については、事前の検査をお薦めします。
車種変更(MT⇒AT)
普通車免許にはマニュアル(MT)とオートマチック(AT)があり、それぞれ教習時限数が違い、MTで最短34時限、ATで最短31時限でATの方が3時限少ないです。その為に教習料金や最短日数に違いがあります。
また、法律的に教習開始後にMTからATへの車種変更も可能です。(ATからMTへは最初からやり直しです。)その際、教習時限の違いにより料金の差額(返金)が発生する場合もありますが、合宿制の多くが返金がありません。
入校前にMTかATかを良くお考えの上、入校してください。
- MT(マニュアルトランスミッション)とAT(オートマチックトランスミッション)の違い
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簡単に説明しますと、走行中、ATはアクセルとブレーキの操作だけ、MTはアクセルとブレーキ以外にクラッチとギアチェンジの操作が必要とお考えください。
一般的に「AT=操作が簡素」「MT=操作が複雑」とされており、指定自動車教習所を利用した場合、教習時限はMTの方が長いです。
また、MTで免許を取得された場合は、MT/AT両方とも運転が許されますが、ATで取得された場合は「AT限定」となり、ATのクルマしか運転することが出来ません。どちらが良いのかは一概には言えませんが、現在、日本で作られている多くの車両がATです。
免許取得後にどのような車両を運転するのか?どのように免許を活用するのか?をお考え頂き、決められてください。
自動二輪免許をお持ちで普通自動車をご希望の方
すでに自動二輪免許をお持ちの方は、学科教習及び学科試験(仮免許学科試験等)が法律的に免除となり、受講及び受験の必要がありません。
その為、通学制の場合は5万円前後の価格差が発生し、免許をお持ちでない方と比べ安くなりますが、合宿制の場合は2万円前後の差額のみです。