届出自動車教習所等を利用した場合は、すべの試験を試験場で行います、実地試験の免除はありません。
その為、合格まで試験場へ幾度か足を運ばなければなりません。
また、一部の届出自動車教習所を除き、原則、試験場での受験費用は個人負担です。
指定自動車教習所と届出自動車教習所を利用した場合の違い
ここでは指定自動車教習所を利用した場合と届出自動車教習所(試験場での受験)を利用した場合の免許取得までの流れを簡単にご紹介します。
指定自動車教習所の卒業生には試験場での実地試験が免除されることにより大きな違いが生まれます。
指定自動車教習所

【技能教習】
MT:15h/AT:12h※
【学科教習】10h
MT:15h/AT:12h※
【学科教習】10h


【修了検定】注3
教習所のコースにて実施
教習所のコースにて実施


【仮免学科試験】
教習所内にて実施
教習所内にて実施


【技能教習】
MT/AT:19h※
【学科教習】16h
MT/AT:19h※
【学科教習】16h


【卒業検定】注3
教習所周辺の公道にて実施
教習所周辺の公道にて実施


試験場にて実施
(受験費用別途個人負担)注4
(受験費用別途個人負担)注4


学科、適性試験に合格すれば当日に免許が交付されます

- ※所持免許無しの方の最短教習時限数(1h=50分)
届出自動車教習所

【学科・技能練習】
規定時限なし
規定時限なし


試験場にて実施
(受験費用別途個人負担)注1
(受験費用別途個人負担)注1


試験場にて実施
(受験費用別途個人負担)注1
(受験費用別途個人負担)注1


【学科・技能練習】
規定時限なし
規定時限なし


指定自動車教習所等へ予約をして受講
(講習費用別途個人負担)注2
(講習費用別途個人負担)注2


試験場にて実施
(受験費用別途個人負担)注1
(受験費用別途個人負担)注1


試験場にて実施
(受験費用別途個人負担)注1
(受験費用別途個人負担)注1


普通車講習を修了していれば免許が交付されます
- 届出自動車教習所を利用した場合は、過去3ヶ月以内に5日間以上の路上運転(高速道路走行等)・危険予測や応急救護処置の講習(普通車講習)の受講*が必要です。(試験場では路上練習申告書の提出を求められます)
*指定自動車教習所等で受講ができます
なお、指定自動車教習所や一部の届出自動車教習所を利用した場合は、教習カリキュラムに同等の内容が含まれていますので、別途、受講の必要はありません。 - 指定自動車教習所を利用した場合は、試験場での実地試験が免除となり、同等の試験を走りなれた教習車やコースで行います。
- 指定自動車教習所を利用した場合でも、本免学科試験は試験場で行いますが、合格後に即日、免許が交付されますので、学科試験を1回で合格すれば試験場へ行く回数は1回で済みます。